FKCFree Kick Classic 学院ノート

角度と距離の目安:ゴールがどれだけ開いて見えるか

「入る気がしない」と感じる位置は、たいていゴールの見える幅が狭くなっています。数字で確認できます。

01角度が狭いと、なぜ入らないのか

ゴールの見える幅(張角)が狭いと、枠内に収められる誤差の許容範囲も狭くなります。同じ精度で蹴っても、張角が半分なら枠を外す確率はおよそ2倍になります。つまり「難しい位置」とは、距離が遠いことよりも、張角が小さいことです。

このページの数値は、現実のサッカーゴール(幅7.32m、高さ2.44m)を使った幾何計算です。ゲーム内の実際の距離は公開されていないため、ゲームの数値ではありません。目安として使ってください。

02距離と横ずれから見た張角

表は、ゴール正面からの距離と左右のずれを変えたときの、水平方向の張角です。ずれが0(正面)で距離が近いほど大きく開き、距離が離れるほど、また横にずれるほど狭くなります。

注目してほしいのは、距離を2倍にしても張角が半分にならない点です。16.5mで25.0度、30mで13.9度と、約1.8倍の差にとどまります。つまり遠距離でも、正面なら思ったより狙える幅は残っています。

03縦方向はもっと厳しい

高さ方向は、幅方向よりずっと厳しい条件です。ゴールの高さは2.44mで、幅7.32mの3分の1しかありません。同じ距離から見ると、縦の張角は横の張角のおよそ3分の1になります。

これが「上隅は難しい」理由です。上隅を狙うには、横の精度と縦の精度を同時に要求されます。バー直下(40点)が選ばれやすいのは、横の精度をあまり求められないまま、縦だけを合わせればよいからです。

04距離を入れて計算する

下のツールは、距離と左右のずれを入れると、横と縦の張角を計算します。JavaScript が動かない環境でも、上の表と計算式はそのまま読めます。

ゴールの張角:距離と横ずれから計算

ボール位置から見たゴールの「見える幅」を、水平・垂直の角度(度)で出します。幅7.32m・高さ2.44m の 現実のゴール寸法による幾何計算です。ゲーム内の実際の距離は公開されていないため、数値は目安として使ってください。

水平の張角19.6度

垂直の張角7.0度

154070709090
得点帯の模式図(自作)。数字は公式カタログの点数。
距離・横ずれ別の水平張角(度)。右端は垂直張角。
距離ずれ 0mずれ 5mずれ 10m縦(ずれ0)
16.5m25.0°23.0°18.6°8.4°
20m20.7°19.6°16.7°7.0°
25m16.7°16.0°14.4°5.6°
30m13.9°13.5°12.5°4.6°

計算式:水平張角 = atan((3.66 − x) / d) + atan((3.66 + x) / d)、垂直張角 = atan(2.44 / d)。 x は左右のずれ、d はゴールラインからの距離(m)。ゴール半幅は 3.66m。